2017年2月11日

コーヒー講座めぐり 海老名市民が質問書 市立図書館で実施

 海老名市民でつくる「図書館と市民を結ぶ海老名の会」は、レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者として運営する市立中央図書館で実施されている小学生向けコーヒー講座について適切かをただす内野優市長ら宛ての質問書を提出した。15日までの回答を求めている。

講座は図書館に入居する米国系コーヒーチェーン店のスタッフらが入れ方やコーヒーの知識全般を授ける「キッズバリスタ講座」。本年度は8度開かれ、参加者の試飲もある。会はコーヒーに含まれるカフェインが幼児の睡眠や成長ホルモンに及ぼす影響を懸念し、市立図書館で実施する妥当性や今後の実施予定など4点について質問している。

市教委の担当者は取材に「必ず親子ペアで、事前にアレルギーがないかも確認して参加してもらっている。試飲もなめる程度で問題ないと考えている」としている。
              (東京新聞 神奈川版 2017年2月11日付)