大きな「SiRiUS」(シリウス)という文字の下を入ると、まずスペースの広さに驚かされます。エスカレーターの周囲には新刊書籍が、また入口正面の壁面には80種ほどの新刊雑誌が並び、その周囲にはゆったりしたデザインのいすが20席ほど置かれています。
1階にはスターバックスも入っていますが、海老名の中央図書館と違うのは、持ち込みの弁当などを食べられる広いスペースが6階に確保されていることです。
2階は社会、教育、政治、経済などのコーナー。
3階には児童書コーナーと、ちびっこ広場・げんきっこ広場などの遊び場に加えて、DVDの視聴ができる「子どもシアター」もあります。
4階では、一般の書籍の他に、中高生向けの本を集めたティーンズコーナーと、新聞コーナーに中高生向けの新聞も置かれていて、教育に力を入れているのだと感じました。
5階には、文学全集や外国文学、農業・工業・商業などの専門書があり、また調べ物をする利用者をサポートするためのレファレンスカウンターがあります。
すべてのフロアーに共通して、書棚と読書室が別の場所ではなく、書棚のすぐ脇に照明付きの閲覧机があって本を読めます。年齢や性別に関わらず、誰もが気軽に落ち着いて読書ができる雰囲気を感じました。(m)