久しぶりに海老名市立中央図書館を訪問した。昨年来た時には大勢の人でごった返していた一階が、休日の昼時だというのに人がまばらだった。
カフェ部分が拡張されて、その分、書店が狭くなっているように感じる。考えてみれば、駅の近くに三省堂と有隣堂があるし、活字離れが社会問題になっている時に、この場所で書店が繁盛するとは思えない。
契約更改の時に指定管理者CCC(レンタル大手「ツタヤ」)の運営会社)は撤退するかも知れない。それまでに市長や教育委員会は、指定管理者の変更だけでなく、市立図書館のあり方などを詳細に再検討しておいてほしいものだ。
中央図書館の雑誌コーナーは、棚の構造上63誌が限界だ。400以上の雑誌を置いている大和市立図書館とは雲泥の差だ。新聞と雑誌の閲覧コーナーに小さなテーブルを置いた理由も解せない。
カウンターの職員に、雑誌のリクエストができるか聞いてみると、要求は聞くが、それに応えられるか決まるのは1年先だという。
書棚の構造上、数を増やすことができず、新しい本を買うことにすると、現在買っている本を減らさなくてはならないようだが、これでは市民から見放されてしまうだろう。 (エビ無し天丼)